2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ドウセイイゾク

同 声 異 俗 生まれたばかりのときは誰もが同じような声を出すが、成長すると、教育や習慣といった後天的な養素によって人間性に違いが出るということ。 「生まれて声を同じくし、長じて俗を異にする」の略で、「習与性成」(習い性と成る)ともいう。 ★ 荀…

ソウシソウアイ

相 思 相 愛 互いに慕い合い、愛し合っていること。 俗にいう「相惚れ」「両思い」「ラブラブ」。 ★ 田中正造「非常歎願書」に用例がある。 《越へて明治三十四年十二月に至り各地の有志約二千名親しく来りて沿岸被害民を慰問し、谷中川辺二村の人民亦許多の…

チソクアンブン

知 足 安 分 高望みしないこと。自分の身分や境遇に応じ、分をわきまえて満足すること。 「足るを知り分に安んず」とも読む。「知足」と二字で用いることもある。 「安分守己」「一枝巣林」「飲河満腹」「小欲知足」「巣林一枝」「知足守分」「知足常楽」と…

ソッタクドウジ

啐 啄 同 時 絶好の機会。またとないチャンス。 禅の文脈では、師と弟子の呼吸が投合し、悟りを開くことを意味する。 「啐啄同機」「啐啄之機」「啐啄之迅機」などともいう。 「よみうり寸評」(『読売新聞』2010年4月9日夕刊)に「啐啄」が紹介されていた…